【2024年版】ウォークマン初心者の選び方|おすすめDAPとイヤホンで始めるハイレゾ入門
「高音質なウォークマンが欲しいけど、何から選べばいい?」
オーディオ関連記事を書きながらも、実はDAC/DAPを所有した経験がない…。そんな恥ずかしい事実を抱えていた私ですが、このままでは記事の信憑性が危うい!と、勇気を振り絞りオーディオの世界に一歩踏み込むことを決断しました。
とはいえ、右も左もわからない初心者。そこで、最近新しいウォークマンを購入したオーディオ好きのメンバー、ハム公さんに相談し、選び方の極意を教わってきました。
この記事では、私と同じように「これから高音質オーディオを始めたい!」と考えているあなたのために、ウォークマン選びのポイントから具体的なおすすめモデル、イヤホンまでを網羅的に解説します。
この記事でわかること
- なぜ今、スマホではなくウォークマン(DAP)を選ぶべきなのか
- 初心者が押さえるべきウォークマン選びの3つのポイント
- おすすめウォークマン2機種「NW-ZX707」「NW-WM1AM2」の徹底比較
- ウォークマンと組み合わせたい、コスパ最強イヤホン2選
なぜ今、スマホではなく「ウォークマン」を選ぶのか?
多くの人がスマホで音楽を聴く時代。あえて音楽再生専用機であるウォークマン(DAP)を使うメリットはどこにあるのでしょうか? メンバーのハム公さんに直撃してみました。
なぜ、このタイミングでウォークマンを?
WALKMAN自体は前から使っていたんですが、購入から5年ほど経ち、経年劣化でバッテリー持ちが悪くなったんです。ヨドバシで値下げされていたり、並行してキャッシュバックキャンペーンも開催されていたので新調を決断しました。
そもそも、なんでWALKMANを?
好きな楽曲は、音源として手元に置いておきたいんです。滅多にない事とはいえ、サブスクの配信は、いつどんな理由でストップするかわかりませんからね。音楽を安価に買うとなると、大抵の場合はCD音源になりますから、再生機としてWALKMANを使っていますよ。
なるほど。サブスクの手軽さも魅力ですが、「所有する喜び」と「配信停止のリスクヘッジ」が大きな理由のようです。そして何より、DAPは音楽再生に特化しているため、スマホよりも高音質なのが最大のメリットです。
DAPってなに?
DAPとは、デジタルオーディオプレーヤー(Digital Audio Player)の略称です。音楽再生に特化した携帯型のデバイスで、スマートフォンとは異なり、音楽再生に特化した機能や性能を備えています。
DAPの主な特徴
- 高音質: 高性能なDAC(デジタル-アナログ変換回路)やアンプを搭載しており、スマートフォンよりも高音質な音楽再生が可能です。
- ハイレゾ対応: CD音質を超えるハイレゾ音源に対応しているモデルが多く、より原音に近い音質で音楽を楽しめます。
- 豊富なファイル形式に対応: MP3だけでなく、FLAC、WAV、DSDなどの高音質フォーマットにも対応しています。
- 大容量ストレージ: 多くの楽曲を保存できます。
【初心者必見】ウォークマン選びで押さえるべき3つのポイント
高音質の世界に足を踏み入れるなら、知っておきたい専門用語がいくつかあります。ここでは、ハム公さんに教えてもらった3つの重要ポイントを解説します。
ポイント1:CDを超える音質「ハイレゾ」とは?
CDからデータを取り込むのはわかったけど、データを買うとかそういう事はあるの?
ありますよ!特に気に入った曲をより高品質なデータで持っておきたくなる時があります。そんな時はハイレゾ音源を「mora」というサイトから買います。
CDよりもハイレゾの方が音質がいいんだ、初めて知った。
「ハイレゾ」は、CDには収めきれないほどの豊富な情報量を持つ高解像度な音源のこと。その違いを簡単にまとめました。
- 情報量: ハイレゾはCDの約6.5倍もの情報量を持つため、より原音に近い繊細な音を再現できます。
- 音質: 音の解像度が高く、楽器や声の質感、空気感まで感じられるような奥行きと立体感が特徴です。
- 臨場感: まるで目の前で演奏を聴いているかのような、ライブ感あふれる音楽体験が可能です。
もちろん、この違いを体感するには、ハイレゾ対応のDAPとイヤホンが必要です。だからこそ、機材選びが重要になるわけですね。
ポイント2:音の世界が広がる「バランス接続」とは?
上位モデルのウォークマンやイヤホンを調べていると必ず出てくるのが「バランス接続」という言葉。これも高音質を目指す上では欠かせない要素です。
バランス接続とは?
イヤホンのバランス接続とは、左右の音声信号を独立して伝送する接続方式です。一般的なアンバランス接続(3.5mmプラグ)と比べて、ノイズが少なく、クリアでパワフルなサウンドを楽しめます。
バランス接続のメリット
- 音質向上: 左右の音が混ざらないため、クリアで分離感のあるサウンドになります。
- ノイズ低減: 外部からのノイズの影響を受けにくくなります。
- 出力向上: よりパワフルなサウンドを出力できます。
せっかく専用機を買うなら、この「バランス接続」を体験できるモデルを選ぶのがおすすめです。
ポイント3:音源の入手方法を考えよう
ハム公さんのようにCDから取り込んだり、moraのようなサイトでハイレゾ音源を購入するのが基本ですが、最近のウォークマンはAndroid OSを搭載しているモデルが多く、Wi-Fi経由でSpotifyやApple Musicといったストリーミングサービスも利用可能です。
- 手持ちのCDや購入した音源を最高音質で聴きたい人 → ストレージ容量や対応フォーマットを重視
- ストリーミングも高音質で楽しみたい人 → Android OS搭載モデルが必須
自分の音楽の聴き方に合わせてモデルを選びましょう。
【2024年】初心者におすすめのウォークマン2機種を徹底比較
さて、いよいよ本題です。私が一式揃えるなら…という前提で、2つの候補モデルを比較検討してみました。
候補1:コスパ最強の優等生「NW-ZX707」

A300シリーズという入門機も良いですが、せっかくならバランス接続を体験したい。そう考えたとき、最もコストパフォーマンスに優れているのがこの「NW-ZX707」です。
Android 12搭載でストリーミングにも対応。高音質技術もしっかり詰め込まれており、オーディオ沼の入り口として最適な一台と言えるでしょう。とはいえ、音楽再生機として10万円超えは少し勇気がいりますね。
特徴
- 高音質設計: アルミ切削シャーシや高音質はんだなど、上位モデルの技術を継承。
- Android 12搭載: ストリーミングサービスやアプリも快適に楽しめる。
- 4.4mmバランス接続対応: ノイズの少ないクリアなサウンドを実現。
- DSEE Ultimate搭載: AI技術で圧縮音源もハイレゾ相当にアップスケーリング。
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| OS | Android™ 12 |
| ディスプレイ | 5.0型(HD 1280×720ドット) |
| 内蔵メモリ | 64GB (microSDXC対応) |
| バランス出力 | 230mW+230mW (16Ω) |
| Bluetooth | Ver.5.0 |
| バッテリー持続時間 | 最大25時間 (FLAC 96kHz/24bit) |
| 本体質量 | 約227g |
候補2:どうせなら最高峰へ「NW-WM1AM2」

ハイエンドモデルとの価格差が10万円以内であれば、一気に一番いいものを買ってしまった方が良いという考え方もあります。カメラで言う「APS-Cを買うなら、最初からフルサイズにしておけ」現象ですね。
オーディオ沼も深く、後から「もっと良いものが…」となる可能性が高いなら、最初からフラッグシップに近いモデルを選ぶのも一つの手。無酸素銅シャーシなど、素材レベルから音質を追求した逸品です。
特徴
- 究極の高音質設計: 金メッキ無酸素銅シャーシなど、素材から徹底的にこだわった設計。
- Android 11搭載: ストリーミングも高音質で楽しめる。
- 強力なバランス接続: 4.4mmバランス接続で圧倒的な駆動力とクリアさを実現。
- DSDリマスタリングエンジン搭載: あらゆる音源をDSD信号に変換し、アナログに近い自然な音質へ。
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| OS | Android™ 11 |
| ディスプレイ | 5.0型(HD 1280×720ドット) |
| 内蔵メモリ | 128GB (microSDXC対応) |
| バランス出力 | 250mW+250mW (16Ω) |
| Bluetooth | Ver.5.0 |
| バッテリー持続時間 | 最大40時間 (FLAC 96kHz/24bit) |
| 本体質量 | 約299g |
ウォークマンの性能を引き出す!おすすめイヤホン2選
ウォークマン(DAP)の実力を最大限に引き出すには、イヤホン選びも非常に重要です。バランス接続を体験するために、リケーブル(ケーブル交換)可能なモデルから2つを選んでみました。
候補1:デザインと高音質を両立「Moondrop KATO」

以前、水月雨 Moondrop Space Travel を紹介したことのあるメーカーです。知人いわく、この「KATO」は圧倒的なコスパを誇るイヤホンとのこと。特に高音域の伸びと解像度に優れており、見た目も最高にかっこいいのがポイントです。
特徴
- 高音質: 第3世代DLC複合振動板を採用し、高解像度でクリアなサウンドを実現。
- 優れたデザイン: マットな質感のスチールハウジングがシンプルながらも高級感を演出。
- 豊富な付属品: イヤーピースやケーブルが充実しており、カスタマイズ性が高い。
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| ドライバー | 10mm径DLC複合振動板ダイナミックドライバー |
| インピーダンス | 32Ω±15%(@1kHz) |
| 感度 | 123dB/Vrms(@1kHz) |
| ケーブル | 0.78mm 2pinコネクタ (リケーブル対応) |
候補2:自分で音を作る楽しみ「final MAKE 2」

このイヤホンの最大の特徴は、フィルター交換によって847通りもの音質調整が可能なこと。自分で音を作り上げる楽しみが味わえます。とことんこだわりたいなら、こうしたカスタマイズ性の高いモデルは魅力的。無骨で男心をくすぐるデザインもたまりません。
特徴
- 音質調整機能: 付属のフィルターを組み合わせることで、自分好みのサウンドにカスタマイズ可能。
- 高音質: クリアでバランスの取れたサウンドで、特にボーカルの表現力に優れる。
- 優れた装着感: 筐体が小型軽量で、耳への負担が少ない。
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| ドライバー | 6mm径ダイナミックドライバー + バランスドアーマチュア(BA)ドライバー |
| インピーダンス | 16Ω |
| 感度 | 102dB |
| ケーブル | MMCXコネクタ (リケーブル対応) |
まとめ:オーディオ沼の第一歩、あなたに合う組み合わせは?
今回は、ウォークマンが欲しい初心者の私が、オーディオ好きのメンバーに相談しながら、DAPとイヤホンの候補を考えてみました。
- 手軽に高音質を始めたいなら: ウォークマン「NW-ZX707」+ イヤホン「Moondrop KATO」
- 最初から最高の環境を追求したいなら: ウォークマン「NW-WM1AM2」+ イヤホン「final MAKE 2」で音作りを楽しむ
買えばそれはそれで楽しいですが、正直、こうやって悩んでいる時間が一番楽しいのかもしれません。
この記事が、あなたにとって最高のオーディオライフを始めるきっかけになれば幸いです。私も「買う買う詐欺」にならないよう、じっくり吟味して、いつかレビュー記事を上げたいと思います!
【関連記事】 今回相談に乗ってくれたハム公さんによる、エントリーモデル「NW-A306」のレビューも必見です! https://wit-bot.com/2024/06/30/walkman-%e3%82%a6%e3%82%a9%e3%83%bc%e3%82%af%e3%83%9e%e3%83%b3-nw-a306-review/
よくある質問
Q1. スマホで音楽を聴くのと、ウォークマンでは何が一番違いますか?
A1. 一番の違いは音質の良さです。ウォークマン(DAP)は音楽再生専用に設計されたDAC(デジタル-アナログ変換回路)やアンプを搭載しているため、スマホに比べてノイズが少なく、解像度の高いクリアなサウンドを楽しめます。また、バッテリーを音楽再生だけで使えるのも大きなメリットです。
Q2. ハイレゾ音源はどこで手に入れられますか?
A2. mora、e-onkyo music、OTOTOYなどの音楽配信サイトで購入できます。CDから専用ソフトを使ってリッピング(データ化)する方法もありますが、手軽に始めるなら配信サイトの利用がおすすめです。最近のウォークマンはAndroid搭載モデルが多く、Wi-Fi経由で直接ダウンロードできます。
Q3. 初心者が最初に買うなら、どのウォークマンがおすすめですか?
A3. ご予算と求める音質によりますが、この記事で紹介した**「NW-ZX707」**は非常におすすめです。ハイレゾやバランス接続といった高音質技術を一通り体験でき、ストリーミングにも対応しているため、長く使える一台になるでしょう。より手軽に始めたい場合は、同じくAndroid搭載の「NW-A300シリーズ」も良い選択肢です。



